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【サラリーマンはオワコン?】※同一労働 同一賃金ってなんやねん?

おはようございます。

神戸市灘区阪神岩屋
お箸で食べるフランス料理
ビストロトナリャオの小林です。

 

ちょうど心地よよい風が入って来て
気持ちよくブログを書いています。

 

 

以前の【こども用大切なお金の話】も
そうでしたが
これまで、次世代の子供たちに向け
ばかりでした。

 

 

で、私のメルマガを読んで頂いている
多くの方が会社員、パート、アルバイトさんだと
思われるので、

今日はちょいと
役立てて貰えればと思ってまとめました。

サラリーマンの方は
ぜひご参考下さい。

では、件名に書いた

サラリーマンはオワコンなのか?って
ことですが、

まずは【オワコン】てなんやねん?
と思われた方のために簡単に説明を。

『終わったコンテンツ』

コンテンツ=具体的な情報の中身。
略して【オワコン】です。

で、もうひとつ件名に、
【同一労働同一賃金】ってなんやねん?

何か聞いたことあるー。

けど、ちゃんとした意味わからーん。

そんな人は読み進めて下さい。

知ってるぞー、の人は
ここからはスルーして下さい。

【同一労働同一賃金】ですが、
大企業では2020年4月から中小企業では
2021年4月からすでに施行されています。

『同一労働同一賃金』聞いたことある方も多いと思いますが、
これを、むちゃくちゃわかりやすく簡単な言葉で
ご説明します。

難しい話ではありません。

ざっくりいうと、
正社員と正社員以外の方、
パートの方や派遣社員の方とか、
この正社員と正社員以外の間で、

『賃金と待遇に差を付けるのはナシやで~』っていう
新ルールです。

この文言だけ抜き取ると
すごくないですか? 

その名の通り、同じ分だけ働いたら
正社員であろうがパートであろうが、
同じ分だけ給料貰えるんですよ。

時給計算すると、日本では正社員の平均時給が
だいたい2300円くらいで、契約社員でだいたい1400円とか。

パートはもう少し安くてだいたい1100円とか、
1150円とか、それぐらいです。

つまり正社員の方とパートの方で、
給料は倍近く違うんです!


この差をなくそうぜーっていうのが、
今回の『同一労働同一賃金』です。

これ、契約社員の方とか、パートの方からすると、
超嬉しい話じゃないですか?笑

時給が1150円から2300円になりますもんね?

ウヒョー!!って感じなんですけど、
実はそうでもないようです。


給料を上げると言っても、
財源はどこからやねん?って話ですよね。


2020年や2021年の4月から、会社の売り上げが
グンと上がるわけではないので、
人件費の財源も増えるわけではないと、、、

でも、正社員と非正社員の差を
なくそうぜーっていう決まりがある、、、

となると、どうやってこれを実現するか?

それは、給料を正社員の方に合わせるのではなくて、
正社員の給料を下げて、パートの方とか契約社員に
合わせるしかないんです。

会社には人件費に限りがあるので。

これ、正社員の人からすると、
おい、おい、ちょっと待ってくれよー!
って話ですよね?

俺はなぁ~、それなりに頑張って、面接も受けて、就活もして、
頑張って頑張って、正社員になったのに、

2020年4月、あるいは2021年4月から
急に給料を下げられるんか?

ちょっと酷な話やんけー!
勘弁してくだせ~、お代官様~、ですよね?笑

ですが、、、

ここについて、今回の
『同一労働同一賃金』というルールは、
実は抜け道みたいなものを用意していてるんです。

労働時間が同じだと、基本、同じ賃金が支払われるのですが、
知識とか経験とかスキルで賃金に差をつけることは、
認められているんです。

分かりやすく説明すると、

「パートのあなたの1時間と、社員の彼の1時間でやれる
内容量って全然違うから」っていう説明ができれば、
賃金に差をつけてもいいんです。


パートの方には、もちろん今回の
『同一労働同一賃金』を受けて、
正社員との給料の差を異議申し立てる権利は
認められています。


ですが、、、

会社側から「能力の違いで賃金の差が出とるねん!」
という説明をされてしまったら、
納得せざる得ないんです。


そして、これ、罰則がないんですよ。

『同一労働同一賃金』の決まりを最悪守らなくても、
罰則はないんです、苦笑

なんやねん?それだけかいな、です。

後、『同一労働同一賃金』に則って、
正社員の方の賃金を下げるしかないと会社が判断して、
それを実行しようと思ったら、
労働組合にOKをもらわなきゃいけないのです。

労働組合は正社員で構成されているものだから、
それはOK出ないです。

ここら辺りの事柄、
私、結構詳しいでしょ?

もう時効として言いますが
若い頃、働いていた某ホテルの社長、総支配人のパワハラと
勤務体制、超過労働で労基署と本社の労働組合に
内部告発したことがあります、笑

そんなこともありましたね。
私もその頃は若かった、笑笑




で、話を戻します。

となってくると、
この『同一労働同一賃金』
始まったものの何か変化あるんか?って話ですよね?



もし私が、困窮している会社の社長だったら、
これを盾にちょっと給料いじると思います。

決まりとして会社側は
正社員の賃金を多く支払っている理由を
説明しなければならなくなりました。


パートの人に異議申し立てられた時に
「かくかくしかじか、あーだこーだで彼はこういう能力があり、
こういう案件を決めて来てくれるから彼は給料が高いです」と。

そういう説明ならOK。

ですが、「彼はこの会社に長くいるから」っていう説明は
絶対に通らないんです。

この理由だったら
パートの人や契約社員の人は
納得はいかないですよね?


つまり、一旦会社に入ってしまえば、極端な話、
何もしなくても給料は上がっていく年功序列のあの感じが、
厳しくなったという話ですね。

成果を出さない正社員をパートと同じ給料にすることが、
ルール上可能になった。

そういう話です。


ルールの抜け道はたくさんありますが、
前よりも少しだけ実力社会になったのではと
私は思います。


ふんぞりかえって、ただ偉そうにしてるだけの
時代錯誤のおじさんには、
厳しいルール変更になったかもしれないですね。

『同一労働同一賃金』は
けっこうフェアな世界だと思います。

いくつになっても勉強しようぜーという話なので、
まぁ、フェアな世界なんですけれど、
一定数サボりたい人ってやっぱりいるので、
それなりの反発はあると思いますが、、、苦笑

結論、大きな変化はないんちゃうか?って
私は思っております。


というわけで、
『同一労働 同一賃金』ってなんやねん?

ご参考になれば嬉しいです。

今日の話、役にたったぞー!と思われた方
こちらをポチって下さい。

お礼に気持ち悪い笑顔を披露します、笑
https://www.instagram.com/p/CBCH37dAbPJ/?igshid=1xtt4rmovo9ko




最後まで読んで頂きありがとうございました!

 

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